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第14回「美しい日本を撮ろう」フォトコンテストの入賞・入選作が決定しました

「美しい日本」―伝えよう 世界へ―をテーマとした第14回「美しい日本を撮ろう」フォトコンテストの入賞・入選作が決定しました。全国のアマチュア写真家が応募した887点の中から30作品が入賞、12作品が入選しました。入賞・入選者は以下の通りです。

最優秀賞・オンワードホールディングス賞 「明けゆく刻」(撮影地:長野県)小池測(神奈川県)

最優秀賞・オンワードホールディングス賞 「明けゆく刻」(撮影地:長野県)小池測(神奈川県)

【入賞】

最優秀賞・オンワードホールディングス賞=小池測(神奈川県)「明けゆく刻」(撮影地:長野県)▷優秀賞=三浦達夫(石川県)「盆の夕暮れ」(撮影地:新潟県)▷秀作=島貫一郎(山形県)「村祭り」(撮影地:山形県)▷秀作=水上裕康(東京都)「7月7日 七夕」(撮影地:東京都)▷秀作=江戸ひろみ(東京都)「花火の終演」(撮影地:群馬県)▷婦人画報賞=斎藤泰司(神奈川県)「花桃の時節」(撮影地:神奈川県)▷25ans賞=桑名弥栄(大阪府)「ブルー&ブルー」(撮影地:茨城県)▷ミセス賞=上田圭一郎(宮崎県)「黄昏に吹かれて」(撮影地:鹿児島県)▷シャネル賞=神原圭治(大阪府)「早朝の光」(撮影地:北海道)▷産経新聞社賞=上月正美(兵庫県)「静寂の海」(撮影地:富山県)▷フジテレビジョン賞=御厨智子(東京都)「小さき者に導かれて」(撮影地:滋賀県)▷ニッポン放送賞=斉藤充(千葉県)「妖精の寝床」(撮影地:熊本県)▷BSフジ賞=林大作(神奈川県)「冬の湿原」(撮影地:北海道)▷サンケイスポーツ賞=辰巳功(東京都)「希望」(撮影地:茨城県)▷夕刊フジ賞=芝崎静雄(愛媛県)「朝の参道」(撮影地:高知県)▷フジサンケイ ビジネスアイ賞=本村衣吏(熊本県)「地元の方の熱き思い」(撮影地:熊本県)▷雑誌『正論』賞=池田一子(群馬県)「実りの秋」(撮影地:群馬県)▷モーストリー・クラシック賞=中澤清(埼玉県)「霧をまとう」(撮影地:群馬県)▷TVnavi賞=滑方芳江(千葉県)「山田の春」(撮影地:千葉県)▷サンケイリビング新聞社賞=石井昌良(千葉県)「おしあわせに!」(撮影地:千葉県)▷扶桑社賞=山口茂(大阪府)「日暮れどき」(撮影地:三重県)▷metropolitana賞=早野由香(埼玉県)「紫色の初夏」(撮影地:山梨県)▷OHK岡山放送賞=谷中邦夫(茨城県)「クライマックス」(撮影地:茨城県)▷NBS長野放送賞=山崎紀久一(和歌山県)「朝もや立つ」(撮影地:長野県)▷東武百貨店賞=垂秀夫(東京都)「貴婦人」(撮影地:栃木県)▷資生堂賞=加藤明彦(北海道)「cold blue」(撮影地:北海道)▷キヤノンマーケティングジャパン賞=大木島毅(東京都)「月彩の瀬戸内海」(撮影地:香川県)▷明治安田生命賞=野木道弘(福島県)「深緑」(撮影地:福島県)▷日光 明治の館賞=大垣利行(栃木県)「渓谷の目覚め」(撮影地:栃木県)▷昭和西川賞=大藤克子(栃木県)「秋深く」(撮影地:福島県)

優秀賞 「盆の夕暮れ」(撮影地:新潟県)三浦達夫(石川県) 優秀賞
「盆の夕暮れ」(撮影地:新潟県)
三浦達夫
(石川県)
秀作 「村祭り」(撮影地:山形県)島貫一郎(山形県) 秀作
「村祭り」(撮影地:山形県)
島貫一郎
(山形県)
秀作 「7月7日 七夕」(撮影地:東京都)水上裕康(東京都) 秀作
「7月7日 七夕」(撮影地:東京都)
水上裕康
(東京都)
秀作 「花火の終演」(撮影地:群馬県)江戸ひろみ(東京都) 秀作
「花火の終演」(撮影地:群馬県)
江戸ひろみ
(東京都)
婦人画報賞 「花桃の時節」(撮影地:神奈川県)斎藤泰司(神奈川県) 婦人画報賞
「花桃の時節」(撮影地:神奈川県)
斎藤泰司
(神奈川県)
25ans賞 「ブルー&ブルー」(撮影地:茨城県)桑名弥栄(大阪府) 25ans賞
「ブルー&ブルー」(撮影地:茨城県)
桑名弥栄
(大阪府)
ミセス賞 「黄昏に吹かれて」(撮影地:鹿児島県)上田圭一郎(宮崎県) ミセス賞
「黄昏に吹かれて」(撮影地:鹿児島県)
上田圭一郎
(宮崎県)
シャネル賞 「早朝の光」(撮影地:北海道)神原圭治(大阪府) シャネル賞
「早朝の光」(撮影地:北海道)
神原圭治
(大阪府)
産経新聞社賞 「静寂の海」(撮影地:富山県)上月正美(兵庫県) 産経新聞社賞
「静寂の海」(撮影地:富山県)
上月正美
(兵庫県)
フジテレビジョン賞 「小さき者に導かれて」(撮影地:滋賀県)御厨智子(東京都) フジテレビジョン賞
「小さき者に導かれて」(撮影地:滋賀県)
御厨智子
(東京都)
ニッポン放送賞 「妖精の寝床」(撮影地:熊本県)斉藤充(千葉県) ニッポン放送賞
「妖精の寝床」(撮影地:熊本県)
斉藤充
(千葉県)
BSフジ賞 「冬の湿原」(撮影地:北海道)林大作(神奈川県) BSフジ賞
「冬の湿原」(撮影地:北海道)
林大作
(神奈川県)
サンケイスポーツ賞 「希望」(撮影地:茨城県)辰巳功(東京都) サンケイスポーツ賞
「希望」(撮影地:茨城県)
辰巳功
(東京都)
夕刊フジ賞 「朝の参道」(撮影地:高知県)芝崎静雄(愛媛県) 夕刊フジ賞
「朝の参道」(撮影地:高知県)
芝崎静雄
(愛媛県)
フジサンケイ ビジネスアイ賞 「地方の方の熱き思い」本村衣吏(熊本県) フジサンケイ ビジネスアイ賞
「地元の方の熱き思い」(撮影地:熊本県)
本村衣吏
(熊本県)
雑誌『正論』賞 「実りの秋」(撮影地:群馬県)池田一子(群馬県) 雑誌『正論』賞
「実りの秋」(撮影地:群馬県)
池田一子
(群馬県)
モーストリー・クラシック賞 「霧をまとう」(撮影地:群馬県)中澤清(埼玉県) モーストリー・クラシック賞
「霧をまとう」(撮影地:群馬県)
中澤清
(埼玉県)
TVnavi賞 「山田の春」(撮影地:千葉県)滑方芳江(千葉県) TVnavi賞
「山田の春」(撮影地:千葉県)
滑方芳江
(千葉県)
サンケイリビング新聞社賞 「おしあわせに!」(撮影地:千葉県)石井昌良(千葉県) サンケイリビング新聞社賞
「おしあわせに!」(撮影地:千葉県)
石井昌良
(千葉県)
扶桑社賞 「日暮れどき」(撮影地:三重県)山口茂(大阪府) 扶桑社賞
「日暮れどき」(撮影地:三重県)
山口茂
(大阪府)
metropolitana賞 「紫色の初夏」(撮影地:山梨県)早野由香(埼玉県) metropolitana賞
「紫色の初夏」(撮影地:山梨県)
早野由香
(埼玉県)
OHK岡山放送賞 「クライマックス」(撮影地:茨城県)谷中邦夫(茨城県) OHK岡山放送賞
「クライマックス」(撮影地:茨城県)
谷中邦夫
(茨城県)
NBS長野放送賞 「朝もや立つ」(撮影地:長野県)山崎紀久一(和歌山県) NBS長野放送賞
「朝もや立つ」(撮影地:長野県)
山崎紀久一
(和歌山県)
東武百貨店賞 「貴婦人」(撮影地:栃木県)垂秀夫(東京都) 東武百貨店賞
「貴婦人」(撮影地:栃木県)
垂秀夫
(東京都)
資生堂賞 「cold blue」(撮影地:北海道)加藤明彦(北海道) 資生堂賞
「cold blue」(撮影地:北海道)
加藤明彦
(北海道)
キヤノンマーケティングジャパン賞 「月彩の瀬戸内海」(撮影地:香川県)大木島毅(東京都) キヤノンマーケティングジャパン賞
「月彩の瀬戸内海」(撮影地:香川県)
大木島毅
(東京都)
明治安田生命賞 「深緑」(撮影地:福島県)野木道弘(福島県) 明治安田生命賞
「深緑」(撮影地:福島県)
野木道弘
(福島県)
日光 明治の館賞 「渓谷の目覚め」(撮影地:栃木県)大垣利行(栃木県) 日光 明治の館賞
「渓谷の目覚め」(撮影地:栃木県)
大垣利行
(栃木県)
昭和西川賞 「秋深く」(撮影地:福島県)大藤克子(栃木県) 昭和西川賞
「秋深く」(撮影地:福島県)
大藤克子
(栃木県)

【入選】

倉田亮一(東京都)「夫婦岩と独り身の海鳥」(撮影地:三重県)▷草部清(大阪府)「青い静寂」(撮影地:長野県)▷依田政子(東京都)「朝靄に輝く」(撮影地:群馬県)▷田所俊一(東京都)「夏雨の後」(撮影地:栃木県)▷吉田宏(神奈川県)「雪化粧」(撮影地:埼玉県)▷金順一(東京都)「はさぎの里」(撮影地:新潟県)▷辻田耕朗(東京都)「流霧」(撮影地:新潟県)▷矢島幸雄(東京都)「晩秋の棚田」(撮影地:新潟県)▷赤森昭代(東京都)「忍野村の朝」(撮影地:山梨県)▷重村哲雄(山口県)「落陽」(撮影地:山口県)▷野中章雄(栃木県)「龍神パワー」(撮影地:埼玉県)▷内田隆(栃木県)「光芒燦燦」(撮影地:栃木県)

入選 「夫婦岩と独り身の海鳥」(撮影地:三重県)倉田亮一(東京都) 「夫婦岩と独り身の海鳥」(撮影地:三重県)
倉田亮一
(東京都)
入選 「青い静寂」(撮影地:長野県)草部清(大阪府) 「青い静寂」(撮影地:長野県)
草部清
(大阪府)
入選 「朝靄に輝く」(撮影地:群馬県)依田政子(東京都) 「朝靄に輝く」(撮影地:群馬県)
依田政子
(東京都)
入選 「夏雨の後」(撮影地:栃木県)田所俊一(東京都) 「夏雨の後」(撮影地:栃木県)
田所俊一
(東京都)
入選 「雪化粧」(撮影地:埼玉県)吉田宏(神奈川県) 「雪化粧」(撮影地:埼玉県)
吉田宏
(神奈川県)
入選 「はさぎの里」(撮影地:新潟県)金順一(東京都) 「はさぎの里」(撮影地:新潟県)
金順一
(東京都)
入選 「流霧」(撮影地:新潟県)辻田耕朗(東京都) 「流霧」(撮影地:新潟県)
辻田耕朗
(東京都)
入選 「晩秋の棚田」(撮影地:新潟県)矢島幸雄(東京都) 「晩秋の棚田」(撮影地:新潟県)
矢島幸雄
(東京都)
入選 「忍野村の朝」(撮影地:山梨県)赤森昭代(東京都) 「忍野村の朝」(撮影地:山梨県)
赤森昭代
(東京都)
入選 「落陽」(撮影地:山口県)重村哲雄(山口県) 「落陽」(撮影地:山口県)
重村哲雄
(山口県)
入選 「龍神パワー」(撮影地:埼玉県)野中章雄(栃木県) 「龍神パワー」(撮影地:埼玉県)
野中章雄
(栃木県)
入選 「光芒燦燦」(撮影地:栃木県)内田隆(栃木県) 「光芒燦燦」(撮影地:栃木県)
内田隆
(栃木県)

入賞・入選作品は、10月2日から以下の会場で展示されます。いずれも入場無料。
【神奈川】葉山文化園(神奈川県葉山町、10月2~9日)
【栃 木】東武宇都宮百貨店「イベントプラザ」(宇都宮市、10月13~17日)
【東 京】東京サンケイビル B1、B2「ブリックギャラリー」(東京都千代田区、11月14~25日)
【大 阪】クリスタ長堀ギャラリー(大阪市中央区、12月2~8日)
【岡 山】岡山放送本社1階ロビー「イベントホール」(岡山市北区、12月12~21日)

◇審査員長 福原義春(東京都写真美術館前館長、資生堂名誉会長)
◇審査員 秋元康(作詞家)、安珠(写真家)、大出一博(ファッションプロデューサー)、落合眞由美(ミセス編集長)、北山孝雄(プロデューサー)、隈研吾(建築家)、三枝成彰(作曲家)、芹沢伸生(産経新聞社写真報道局長)、十河ひろ美(25ans編集長)、高田賢三(デザイナー)、出口由美(婦人画報編集長)、HASHI(写真家)、リシャール・コラス(シャネル 日本法人 代表取締役社長)=五十音順、敬称略

審査員コメント

●審査員

作詞家 秋元康 氏

自然には色がある。人智を超えた彩色。「美しい日本を撮ろう」フォトコンテストに寄せられた作品を眺めながら、その色合いの美しさに酔いしれた。季節、時間、その一瞬の奇跡は、動画にはない儚さがある。生きるとは、何かを目撃することだ。この一瞬の奇跡、人工的には作り得ない色を撮影者と一緒に共有できたことが嬉しい。そして、また、何かを目撃するために、私たちは生きる。多くの作品を寄せてくださった皆さんに、心から感謝したい。

写真家 安珠 氏

今年は人物を入れた作品が増えたように感じました。人物を入れることで、自然との調和がより感じられ、視野が広がるのかなと思います。大自然の素晴らしさとともに、四季折々の自然の中での人々の暮らしぶりや暖かみが伝わり、非常にほほえましい気持ちで審査をさせていただきました。日本の美しさを自然のままに未来へと残していきたいというコンテストの趣旨も考えると、今後も自身の高い技量を活かすことを第一に、撮影を楽しんで頂きたいと思います。

ファッションプロデューサー 大出一博 氏

今年は風景写真でも、「あ、これは日光だな」とすぐにわかる、その土地の特徴をよくとらえたものが多かったと思います。今回の入賞作品には、人物を入れ込んだものも選ばれました。釣り人の写真などは、「これが日本の美なの?ほかの国でもいいのでは?」という意見もあるかもしれません。けれど、審査員はそういった光景の中に日本の伝統や美しさを見出したのだと受け取ってもらえれば、賞の広がりといった意味でも嬉しいです。ところで、私は趣味で花の写真を撮っているのですが、入賞したものも惜しくも選から漏れた作品も含め、花を写した作品に、「野に咲く花をこんな風に広がりを持って撮るのだな」と新鮮な驚きを与えてもらいました。一個人としても勉強になる審査会でした。

ミセス編集長 落合眞由美 氏

今年は地震や水害など、自然災害に心を痛めることが多い1年でした。こんな時だからこそ、美しい自然をとらえた写真は心に響きますし、勇気づけられます。ミセス賞に選ばれた作品は、ススキを撮影したものです。ススキは一見か弱いけれど、しなやかで、ずっとこの先も変わらぬ風景なのだと信じさせてくれる力強さがあります。美しい風景を伝えていくことの意義、大切さに改めて気づかせて頂きました。

プロデューサー 北山孝雄 氏

「日本って綺麗なんだなあ...」。それが審査を終えた率直な感想です。クリスマスにはパスタやワインでお祝いをするけれど、それよりも、日本酒やお雑煮のお正月がいい。フレンチよりも和食がしっくりくる。そんな日本の良さを再認識させられました。中でも、日本の伝統的な祭りや、その街にしかない風景を切り取った作品に心惹かれました。それぞれが写真を通じて、日本の歴史と美を守っていくというのは、素晴らしいことですね。

建築家 隈研吾 氏

「美しい日本を撮ろう」フォトコンテスト14回目の開催、おめでとうございます。今年も応募された沢山の作品に巡り会うことが出来て、幸せな時間を共有させて頂きました。日本の自然が創り出す風景は、美しくもあり、神秘でもあり、壮大なロマンさえ感じさせてくれました。今や、誰でも簡単に撮影出来る時代が到来しました。しかしその中で大切なのは、シャッターチャンスに何を感じ、それを誰に伝えて行くかということです。何故なら、その強い思いは、必ずしや言葉や国を超えて、世界共通の財産として大きな共感を育むからです。このコンテストがそんな貴重な場であり続けてくれることを心から楽しみにしています。

作曲家 三枝成彰 氏

応募総数そのものは増えたのですが、コンテストを重ねるごとに、だんだん応募作品が似てきてしまうのかな...。去年はずば抜けて面白いものがあったのですが。面白いと思ったのは、釣り人をシルエットでとらえた作品。写真家の植田正治氏の作品(鳥取県を拠点に前衛的な作品を多く生み出した)がモデルなのでしょうか。「似ている」という意見もあるかもしれませんが、オマージュということで入賞となりました。東京タワーと増上寺を写した入賞作は、構図がとてもよく、素晴らしかったです。やはり、ユニークな眼差しが光る、しっかりした作品が最終に残りましたね。

産経新聞社写真報道局長 芹沢伸生 氏

今回初めて審査に加わらせていただきました。よい風景写真を撮るには、とにかく時間をかけることが大事です。同じ場所でも、光線も時間によって違いがある。何年も通い詰めて、やっとものにできたのだろうな、と思わせる写真が多かったです。シャッター速度なども、調整に調整を重ねた上での渾身の一枚なのだろうな、と...。写真が大好きで、用意周到に撮られたのだな、とわかります。かなわないな、と思うと同時に、プロのわれわれも負けてはいられないな、と気が引き締まる思いでした。皆さんの真摯な思いが伝わる、すばらしいコンテストだと思います。

25ans編集長 十河ひろ美 氏

応募総数が前年よりも増えたということですが、写真のクオリティーも年々上がっていますね。愛好家の方が増えているのでしょうか?個人的には、花畑だったり、山水だったりと、自然の美しさを描写したものが多かった印象です。今年は水害など災害の多い1年でした。自然は苦しみや悲しみをもたらすけれど、そんな環境の中で生きている日本人ならではの大自然への畏怖や、美意識を感じさせる内容でした。日本人の国土への思いについて、改めて考えさせられました。

デザイナー 髙田賢三 氏

毎年、"美しい日本"というキーワードを念頭におき、皆さまの作品を拝見させていただいております。今回選ばせていただきました作品(扶桑社賞)は、日本の美しい情景もさることながら、新しい日本と、伝統的で穏やかな日本の風景が共存している、ある意味モダンな作品だと感じました。 写真の中に佇む美しい水田。そこには心が落ち着く故郷の日本が感じられます。 それだけでなく、この作品には夕刻の時間、少し近代的なイメージの一軒家の窓から暖かい灯とそして水田の脇の道路から帰路されるであろう車のテールランプの明りがあり、自然な風景の中にも現代が共存している様に感じられました。そんな風景のコントラストが融合され調和された作品で、新しくモダンに感じられたのだと思います。

婦人画報編集長 出口由美 氏

今年は例年よりも応募総数が多かったということですけれども、それを感じさせないぐらい時間があっという間に過ぎる、楽しい審査会でした。今までは棚田だったりこいのぼりだったりとワンパターンなテーマに集中していたのですが、今年は新鮮な景色が多かったですね。婦人画報でも「Unknown place」というテーマで特集をしたのですが、知らなかった部分の再発見につながる、とても素晴らしい作品たちでした。印象的だったのは、東京を舞台にした入賞作です。2020年に東京五輪が開催されますが、「美しい日本」は東京にもあるんだな...と思わされました。年々「進化」と「深化」を重ねるコンテストだと思います。

写真家 HASHI 氏

応募作品の構図など、写真家として見ても素晴らしい作品が多く、うならされました。モチーフそのものも、「ここはどこなんだろう?」「こんな場所が日本にあるんだ」と興味をそそられるような、今まで見たことのないものが多かったのもうれしいです。海外の友人に見せたら喜ぶだろうな、という作品もたくさんありました。私が長年ニューヨークに住んでいるというのもあるかもしれませんが、非常に新鮮で、面白い作品に出合えてよかったです。

シャネル日本法人 代表取締役社長 リシャール・コラス 氏

とても楽しい審査会ですが、全体的には似たような作品が多かったな、という印象となりました。風景を面白く撮るのは難しい。やはり、カメラマンの「眼」とエモーションを感じられる、ちょっと特徴のあるものが入賞・入選作に選ばれましたね。シャネル賞は北海道の風景ですが、モノトーンに統一されていて、非常にエレガントということで、選ばせていただきました。今後は、「美しい日本の自然」はもちろんなのですが、「美しい日本人」も見てみたいですね。

主  催:産経新聞社

後  援:環境省
婦人画報 / 25ans / ミセス / フジテレビジョン / ニッポン放送
BSフジ / サンケイスポーツ / 夕刊フジ / フジサンケイ ビジネスアイ
雑誌『正論』/ モーストリー・クラシック / TV navi
サンケイリビング新聞社 / 扶桑社 / metropolitana
OHK岡山放送 / NBS長野放送

特別協賛:東武百貨店 / オンワードホールディングス
資生堂 / キヤノンマーケティングジャパン

協  賛:明治安田生命 / 日光 明治の館 / 昭和西川

協  力:金井大道具 / ノムラデュオ / SUNデザイン研究所

会場協力:サンケイビル / 東武宇都宮百貨店 / クリスタ長堀

企画制作:葉山文化園